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梅 毒
第1期梅毒
感染から約3週間後に、男性では亀頭や冠状溝、包皮に、女性では大陰唇、小陰唇、
子宮頸部に小豆くらいから人差し指くらいの大きさのしこりができ、やがて潰れて潰瘍になる。
この潰瘍は疼痛などの自覚症状はなく、触れると軟骨くらいの硬さがある。
性器のほかに、唇や手指などにもできることがある。
続いて、鼠径部(脚のつけ根)のリンパ腺が腫れて、触れると硬さがあるが痛みはない。
これらの症状は、2〜3週間で自然に消える。
感染から9週間後くらいに、全身にバラ疹と呼ばれるエンドウ豆くらいのうす紅色の発疹が
現れる。
この発疹は痒みがなく、数週間で自然に消えるので、見落とされることもある。
感染から12週間後くらいから、顔面や手足に痒みのない暗紅色の丘疹ができてくる。
とくに手のひらに多く見られる。
肛門の周囲や女性の外陰部にできたものは、白っぽくびらんになり扁平コンジローマと呼ばれ、
トレポネーマが多数存在するので、感染力は非常に強い。
感染から3年以上経つと、アズキ大の中央部が灰色〜黄色で、触れると痛みはなく
ゴム のような硬さがある潰瘍ができる。
1個から数個できることがあり、互いに合併して巨大化することがあり、瘢痕化して残る。
感染から10年以上経つと、脳神経や脊髄、心臓や血管が侵されて、進行性麻痺や
大動脈炎などがみられる。
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